TONE DIVE | 自作エフェクター・ギター研究所

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Toneczar Openhaus 自作!いままでで最も難しいエフェクターでした。

   

toneczar-openhaus-1

いつもTone Dive(@effector_guitar)をご覧いただきありがとうございます。

今回は海外のエフェクターブランド、ToneczarのOpenhausというエフェクターを自作します。今までのエフェクターの中でもっとも難しかったです。笑

ちなみに今回はtkfxさんがデザインを担当してくれました。この場でお礼を申し上げます。

音についても後にお話しますので、ぜひ参考にしてください。

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Toneczar Openhausを自作しました!

どんな音を出すのか?

一応ジャンルとしてはファズなんでしょうか。

音の系統としてはメタルマフとか

EMMAのpisdiyauwotと似たような傾向です。

ただ、ガッツリ歪ませるだけではなくてPresenceもいじれるのでディストーションとしての側面もしっかりとあります。

音の比較動画を見てみましょう。

音の分離感が違いますね!

例えばBOSSのMetal Zoneというエフェクターがありますが、あれの音って倍音ばかりで原音をつぶしちゃいますよね。しかもなんか音が薄いというか・・・しっかりと歪んでいるのに迫力がないような印象です。

しかし、ToneczarのOpenhausは一度弾いただけで音の”迫力”がわかります。

これは一度弾いてみないとわからないかもしれませんが、小さなアンプで小さな音量でも迫り来る感じがあります。

toneczar-openhaus-1

ちなみに今回のデザインも結構迫力があります。笑

これはA-oneのシールを利用して作ってくださったようです〜

自作のレイアウトをご紹介

さて、音を説明したところでレイアウトをご紹介します。

今回利用したレイアウトはこちら。

Openhaus

うん、大変そう。笑

今回もVeroボードを利用したレイアウトですね。ギャレットオーディオで一番大きなVeroボードで・・・少し足りないんです。笑

横が34穴しかないので、一列分足りないのですが、僕は工夫してそのままやりました。というかそれじゃないとケースに収まらないです。

toneczar-openhaus-2

これはケースをHAMMOND1590BBSで自作したので基板の横は少しヤスリで削りました。

それでもギリギリだったので、35穴ではもしかしたら入らないかもしれないですね。

自作のための材料のご紹介

それでは、材料をご紹介していきます。今回は結構厄介な材料も多かったので、入手方法も含めてご紹介していきます。

抵抗

  • 10R 2つ
  • 1M 6つ
  • 10k 6つ
  • 680k 3つ
  • 1k 3つ
  • 100k 4つ
  • 5.6k 1つ
  • 7.5k 2つ
  • 6.8k 1つ
  • 470k 2つ
  • 150R 2つ
  • 56k 3つ
  • 30k 2つ
  • 150k 1つ
  • 220R 1つ
  • 604R 1つ(600Rで代用)
  • 220k 1つ
  • 470R 2つ
  • 120k 1つ
  • 180k 1つ
  • 47k 2つ
  • 3.3k 2つ
  • 14k 1つ(15kで代用)
  • 20k 3つ

合計53個もありますね。笑

多分手に入らないだろうというものは代用の数値を括弧に書いておきましたので、参考に。

コンデンサ

  • 電解 470n 2つ
  • 100n 1つ
  • 330p 2つ
  • 47n 4つ
  • 1μ 7つ
  • 560p 1つ
  • 22n 1つ
  • 電解 100μ 3つ
  • 100n 4つ
  • 51p 1つ
  • 電解 22μ 1つ(耐圧50V)
  • 2.2n 1つ
  • 1.2n 4つ
  • 33n 2つ
  • 5.6n 1つ
  • 4.7n 1つ
  • 1n 2つ

Toneczar Openhausは内部で昇圧しているので、コンデンサには耐圧25V以上を利用しましょう。22μの電解コンデンサは50V以上と記載があるので、念のため50V以上のものを利用しましょう。

また、レイアウトの中の100nが一つだけ “cer”という文字が付いていますが、これはセラミック系のコンデンサでという意味でしょう。

その他

  • ダイオード 1N4004 1つ(1N4007を利用しました。)
  • IC OPA2604AP 4つ
  • トランジスタ LND150N3-G 2つ
  • トランジスタ 2N1306 2つ(2N1308でも良い。)
  • トランジスタ UA78L15 1つ(MC78L15ACPで代用)
  • トランジスタ 2N5458 1つ
  • 可変抵抗 10KA 2つ
  • 可変抵抗 10KB 1つ
  • 可変抵抗 1MA 1つ
  • 可変抵抗 100KB2連 1つ
  • トグルスイッチ ON-ON SPDT 2つ
  • トグルスイッチ ON-OFF-ON 1つ

こんな感じでしょうか。

抵抗はカーボン抵抗を利用しました。

コンデンサは最初はAVXを利用していたのですが、スペース的に難しい。ということでWIMAのシリーズが良いです。

これなら1μFのコンデンサも大きさ的に入りますね。

あと、100μのコンデンサも小さめの方がおすすめです。FWシリーズの電解コンデンサとかがおすすめかな?

 

さて、その他手に入れにくいものとして、2N1306のトランジスタがあります。僕は海外から取り寄せました。2N1308でも代用できます。ebayとかならあるかも、

国内のNPNのゲルマニウムなら代用出来るというお話がありますが、聞いたところに寄るとぜんぜん音が違うという話でした。

UA78L15はギャレットオーディオにあるMC78L15ACPを代替として利用しました。

昇圧回路も忘れずに

レイアウトを見ればわかるのですが、さりげなく18Vinとなっています。

toneczar-openhaus-3

僕もこんな感じで昇圧回路は挿入しています。レイアウトは松美庵さんのを利用いたしました。

shoatsu

1N4001というダイオードは1N4007とかでも全然代用可能ですね。

整流ダイオードは大量に買っておくのがおすすめ。後は1N4148もここでは使っていないですが、大量に買うのがおすすめです。

 

コンデンサにはしっかりと耐圧のあるものを利用しましょう。

ここはノイズが入りやすい部分なので良いコンデンサを利用しましょう。

 

最後にICについてですが、MAX1044だと耐圧が10Vしかなくて不安・・・という方に、TC1044Sとかおすすめします。耐圧は12Vなのですこし安心ですね。

まとめ

やはりこの記事だけでは制作時の大変さとかは伝えられませんでした。笑

なんどもこれについては記事を書いていきますので、ぜひご参考に。本当に上級者向け自作エフェクターという感じでした。笑

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