Fuzz factory 自作!言わずとしれたファズの名機
Fuzz Factoryの自作をします。いままでなぜ自作してこなかったのかわからないくらい定番で、名機ですね・・・
自作クローンでも有名ですが、本家のエフェクターももちろん有名で、よく変態系ファズとか言われたりします。
やはり購入となると結構な値段しますね。
発振系ファズの元祖みたいなやつで、通常のエフェクターとは違った雰囲気が人気の理由。今回はクローンの自作というよりはファズファクトリーの説明を中心に記事を書いていきます!
変態系ファズの王様!ファズファクトリーとは
まず、ファズファクトリーとは?
ファズファクトリーとは、自作でも有名なSuper Hard Onを生み出したZ.vexから出ている発振系、いや変態系ファズです。
小さい筐体であるのにもかかわらず5つのツマミによってファズ独特のディストーションサウンドからブチブチといったようなかわったサウンドまで網羅しています。
とりあえず動画を見てみましょう。
結構変態系のファズと言われ続けていますが、しっかりとしたディストーションのような音も出せる結構いいエフェクターです。偏見はもっちゃだめですね。笑
BIG FUZZ とかFuzz Faceとかとは少し違ったタイプのファズで、もちろんこいつらのような音も出せますが個人的な意見としてはこの有名な2つの名機よりも使い勝手が良いですね。
もっとも有名なファズ・ファズファクトリーの各ノブ使用感
ファズファクトリーといえばジョンフルシアンテの使用で有名になった気がします。
一応各ノブの使用感をお伝えしておきます。
・ボリューム…音量調節。9時~10時の位置で十分爆音になります。
・ゲート…ノイズゲート的な機能。上げていくと、ノイズは消えるが、実音もプツっと切れるようになる。
・コンプ…上げていくと、音が潰れる。最大で、ブチブチ系の音になる。
・ドライブ…歪み量。ゲートやコンプが0の位置だと、かなりノイズは大きい。歪み方としては、低域の削れたギャリギャリ、ジャリジャリした音。トーン上げたBD-2のような。
・スタブ…最大の状態で、発振なしの普通のファズ。下げていくと発振する。発振音の音程をコントロールできると同時にトーンコントロールの役割もするので、ゲート・コンプ・ドライブとうまく組み合わせて、音質・発振を制御する。
という感じ。
この5つのノブのバランスが結構重要でかつ難しいです。慣れるまでに時間はかかりますが、慣れるとかなり美味しい音が出せますね〜
Fuzz Factoryの自作についてさらっと
回路図・レイアウトご紹介
まず回路図をご紹介。
ゲルマニウムトランジスタを2つも使っていて非常に高級な名機ですね。笑
回路図自体はいたってシンプル。Stabノブの可変抵抗は電源部のものなんですね〜ここを変化させると発振するというのもなんとなく感覚ですがわかる気がする。10Kとかにしたらどうなるのかな?
というかこんなにシンプルな回路で5つもノブをつけてあんなにいろんな音が出せるエフェクターって信じられないですね・・・
ちなみにレイアウトはこちらのHomemadeFXさんのを利用する予定です。
いつもわかりやすいレイアウトで助かる・・・今回はPCBレイアウトではなくP to Pで制作をする予定です。
まとめ
いかがでしょうか。
なんか始めは飛び道具的な印象でしかなかったんですが、実際に弾いたり聞いたりしてみると全くそんなことはなく、少しの変化にも使えますし逆に結構使っているアーティストも多いことがわかります。
銀杏BOYZとか使ってそうじゃない??
ということで自作しようと思うのですが、自分だと持て余してしまう可能性があるので、買い取ってくれる方もゆる募しています。笑
9,000円くらいでいかがかなと・・・ゲルマニウムトランジスタとかが高く、以外と部品代はするので・・・制作依頼のフォームから連絡くれると嬉しいです。笑
まぁ、だれもいらっしゃらなかったら自分で作って自己満足して大切に保管しますけど。笑
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